オフショア積立投資

RSP(RL360:ロイヤルロンドン)の積立投資で最も重要なポイントは、「優秀なIFAを選ぶこと」。優秀なIFAはどうやって見分けるか?

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RSP(RL360:ロイヤルロンドン)の積立投資で最も重要なポイントは、「優秀なIFAを選ぶこと」

RSP(RL360:ロイヤルロンドン)をはじめとするオフショア積立投資商品については、国内で不適切な勧誘を行う業者の存在や、不十分なポートフォリオを組むIFAの存在によって、結果的にオフショア積立商品自体が不当な評価を受けていることがあります。

そもそも、RSP(RL360:ロイヤルロンドン)のサービスは、350以上のファンドを用意して、IFAが運用するための仕組み(プラットフォーム)を提供するものです。RSP自体が運用しているわけではありません。
RSPが競合商品に比べて優れている点は、創業から長い歴史を経て蓄積された実績、マン島籍の信頼性、世界中の顧客数など多く挙げられますが、最も優れている点は、350を超えるファンドを用意しており、且つ「Fund Center」というファンド管理ツールを提供している点です。

RSPのパフォーマンスは、IFAが組むポートフォリオで大きく異なります。RSPと競業商品の間では、手数料やボーナスの体系の点で差異がありますが、IFAのポートフォリオの運用による差異と比較すれば、それらの点はさほど大きな差異ではないといえます。

したがって、RSPの投資パフォーマンスが悪いケースは、「RSPが悪い」ということではなく、「RSPのファンドのポートフォリオを組んでいるIFAのパフォーマンスが悪い」ということです。

ゆえに、RSPの積立投資で最も重要なポイントは、「優秀なIFAを選ぶ」ということです。

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優秀なIFAはどうやって見分けるか?

RSPの積立投資で最も重要なポイントは、「優秀なIFAを選ぶ」ことは上述の通りです。では、「優秀なIFAを選ぶ」にはどのようにすればよいでしょうか?

優秀なIFAを紹介する「(当サイトのような)紹介者」を選べばよいのですが、投資家の方も、紹介者がIFAをどのように選んでいるかを理解いただく必要があります。

当サイトが、紹介者として優秀なIFAを選ぶ基準は、以下の2点です。

優秀なIFAのポイントその1:投資戦略・ポートフォリオ戦略を開示しているか

IFAがどのような戦略で投資を行っているか、また、どのような戦略でポートフォリオを組んでいるかを知ることが最も重要です。したがって、IFAがこれらについて開示しており、且つ、その開示内容に対して投資家は納得していただく必要があります。

この点で、オフショア積立投資は、投資初心者の方にはあまり向かない、と言えます。
たとえば、著名バリュー投資家のウォーレン・バフェット氏のように、長期で成長が持続する銘柄を安いときに買う(長期の逆張り)戦略、などが参考になると思います。また、相関関係が低いファンドをうまく組み合わせているかもポイントです。

※なお長期の逆張りは、短期トレードとは異なります。短期トレードでは、トレンドが強ければ順張りが有効です。

不適切なIFAは、現金に近いMMFのようなファンドが大半を占めていたりすることがあります。これではリターンが見込めないのは当たり前ですね。

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優秀なIFAのポイントその2:運用報告書を月次で開示しているか

2つめのポイントは、運用の結果を、定期的に開示しているか、という点です。開示の頻度は、「月次」がベストであると思います。年次でミーティング形式で運用報告会を開く例もあるようですが、月次でタイムリーに電子データを配信する方がより重要であると思います。
運用報告書によって、パフォーマンスの推移や投資戦略だけでなく、IFAの社内体制なども評価できます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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